□商品詳細
・1922年（大正11年）に出版された『高原（第十三號 號外）』になります。内容は第一作家同盟（DSD）成立に関するもので、宣言、盟員（会員）である野川孟・玉村善之助・村雲毅一らによる文章、盟員の名簿一覧など、全40ページにわたり掲載されております。

・第一作家同盟（DSD）は、メンバー34名で五団体が結集した同盟団体です。（太田聴雨、小林三季、佐藤日梵、松島肇、吉川青草、真野満（以 上、青樹社）、村雲毅一、荒木留吉、田中一良、玉村善之助（以上、高原会）、高木長葉、山内神斧、池田耕一、森谷南人子、西村陀宙、鳥居道枝（以上、蒼空 邦画会）、小林源太郎、水島爾保布（以上、行樹社）、船崎光次郎、松田操、榎本三朗（以上、赤人社）など）

・本商品は美術文芸雑誌『高原』最終號の號外であり、その後に出版される新興美術雑誌『エポック』、そしてMAVOと双璧を成した雑誌『ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム』へと繋がる重要な局面で出版されたものです。

・大正期の前衛美術運動においては、村山知義率いるMAVOが最も有名ですが、野川孟・野川隆兄弟、玉村善之助らが出版した雑誌『ゲエ・ギムギガム・プルルル・ギムゲム』は、雑誌『MAVO』に先んじて出版されており、特に野川孟・野川隆兄弟の思想は強靭ですので、今後間違いなくより一層の研究対象となるでしょう。

・また第一作家同盟の盟員として、山内神斧が名を連ねていることも重大な事実だと思います。山内神斧は小美術店『吾八』の店主であったとともに、雑誌『これくしょん』や、『寿寿』の出版者でもあります。

・大変古い商品ですので各種イタミ（シミ、シワ、スレ、ヤケ、ヨゴレ、折れ、赤線引き等）がございます。写真をよくご参照のうえ入札をご検討ください。

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・発送方法はレターパックプラスになります。

□注意事項
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+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー２ で作成しました + + +
No.202.015.015